2011年02月25日

2種類あります☆トップレベルドメイン


トップレベルドメインイメージ



以前、トップレベルドメインとラベル(セカンドレベルドメイン)について紹介しましたが、今日は、【トップレベルドメイン】について詳しく紹介していこうと思います。ラベルの次にくる「.ほにゃらら」で表された部分である、トップレベルドメイン。これには大きく分けて2つの種類が存在します。

【ccTLD】と【gTLD】です。

まずひとつめが、"国コードトップレベルドメイン ccTLD(カントリーコードトップレベルドメイン)"とよばれるもの。またの名をnTLD(ナショナルトップレベルドメイン)ともよばれています。これは、国や地域ごとに割り当てられたトップレベルドメインです。

これまで紹介してきた世界のドメインのほとんどが、ccTLDです。".jp"ドメインも日本のccTLDにあたります。「その国や地域に存在する団体や個人でないと取得できない」という制限があるものが多いトップレベルドメインです。

そしてもうひとつが、"分野別トップレベルドメイン gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)"とよばれるもの。ccTLDとは反対に、国や地域の制限がなく、自由に登録できるトップレベルドメインです。

gTLDの中で、最もよく使われているのが"ドット・コム"。この"Com"は、"Commercial"の略で、商用サイトを表しています。施行されたのは1985年と古く、世界で一番登録数が多いとも言われています。日本でもよく知られたドメインで、人気度も世界一。ドメイン界の王様といったところです。


一部の発展途上国では、ccTLDをgTLDのように誰でも取得できるようにしている国もあり、トンガの「.to」ドメインや、以前紹介したツバルの「.tv」ドメインなどが良く知られています。


  


Posted by lblog at 18:39Comments(0)ドメイン雑学

2011年02月16日

有効期限にご注意を!ドメイン管理。


あなたのドメインの管理業者とレンタルサーバーの契約先は同じでしょうか?

たいてい、ドメインの取得・管理先とサーバーの契約先が同じという方が多いと思います。なので、ドメインとレンタルサーバーの関係を勘違いしてしまうことがよくあります。しかし、ドメインとサーバーはそれぞれ所有者が違います。

サーバーは、レンタルサーバー会社の所有物です。
では、ドメインは誰が所有しているものでしょう。

正解は、そのドメインを取得したあなたの所有物になります。ドメイン管理業者は、ドメインの「管理」を、あなたに代わって行っている、いわばドメインの保育園・幼稚園みたいな感じなのです。

では、"ドメインの管理"とは具体的にどのようなことを行っているのでしょうか。

まず、ドメインには、"有効期限"というものがあります。
「ドメインは一度取得すれば、ずうっと自分のもの」と思いがちですが、実際には料金を払った期間(=有効期限)だけを利用しています。ずうっと自分のものにしておくには、「ドメインの更新」という作業を行い、更新費用を支払わなければなりません。

ドメイン管理業者は主に、ドメインがずうっと使えるように、ドメインの更新日を事前に知らせたり、「更新作業」を行ったりしています。

更新のお知らせは、メールで通知されます。もし、この更新のお知らせメールを見逃してしまうと、有効期限切れでドメインが失効してしまうかもしれません。ですので、契約する際のメールアドレスは、毎日必ず確認するアドレスに設定しておくようにしましょう。

でも、万が一有効期限が切れてしまっても、一定期間までなら救済措置があります。ドメイン名やドメイン取得業者(レジストラ)によりますが、20~50日の間で猶予期間が設けられています。自分のドメインの猶予期間がどのくらいか心配になった方は、ネットで自分のドメインの猶予期間を調べてみても良いですし、また、ご利用中のレンタルサーバーに質問してみてもいいでしょう。



この猶予期間も過ぎてしまうと レジストリ(レジストラのボスのような存在)から一度削除されるので、登録可能になるまで待たなければなりません。しかも、ドメインは先に取得したもの勝ちなので、また同じドメインが取得できるとも限りません。

ですので、大切なドメインの更新日は、ドメイン管理業者からのメールだけに頼らず、よく見えるところのカレンダーやスケジュール帳に書いておくのが良いでしょう。

インターネット環境のこととはいえども、ローカルでの通知環境を整えておく事が重要なのです。

ローカル管理



ちなみにドメイン有効期限の方は、ネットで簡単に調べることができます。
ドメイン管理業者が提供するWhoisというサイトで自分のドメインの有効期間を確認できるのです。ぜひ一度試してみて下さいね。

■Whois Gateway
http://whois.prove-wsc.com/index.html
  


Posted by lblog at 16:33Comments(0)ドメイン雑学